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新規Jetson nanoを構築していきます。
現在、初めて立ち上げた状態です。
Wifi接続, SSH接続, VNC接続 までやってみましょう。
有線LANケーブルを接続
Wifi接続するためのドングルのドライバをインターネット経由でダウンロードできるように、有線LANを接続します。Chromiumブラウザがプリインストールされているのでインターネットに接続できるか確認しましょう。
無線Wifi接続
下記の記事を参考に行います。
・ドングル:PLANEX GW-450D2 (5GHz 専用なので無線ルータはaを使用します)
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#見えないディレクトリへ移動します。 $ cd /usr/local/src #このディレクトリの中にgithubからドライバをダウンロードします。 $ sudo git clone https://github.com/xtknight/mt7610u-linksys-ae6000-wifi-fixes.git # srcディレクトリ内に新しいディレクトリmt760u~~~が作成されたので中に移動します。 $ cd mt7610u-linksys-ae6000-wifi-fixes # mt760u~~~ディレクトリ内にmakefileファイルがあるのでをmakeを実行します。 $ sudo make # 5分程度かかります。 # makeしたものでinstallします。 $ sudo make install # 最後にリブートします。 $ sudo reboot |
デスクトップ右上のwifiマークからwifiルータを指定してルータのpassword(暗号キー)を入力して接続します。
SSH接続
SSH接続を使うことによってWindowsマシン側からWifiルータを経由してJetsonのターミナルを動かすことができます。
cnt+alt+T でターミナルを起動し、ifconfigでIPアドレスを確認しましょう。192.168.xxx.xxxの部分です。
では、Windows側からJetson nanoに対してSSH接続をしていきます。
windowsマシンにTera Termをインストールし起動します。
IPアドレス、ユーザー名、パスワード等を入力します。
IPアドレスのポート番号は22のままでOKです。
サービスはSSH でバージョンはSSH2を選択します。
これで、ターミナルが開き接続されたことがわかると思います。
↓参考
VNC接続
VNC接続を使うことによってWindowsマシン側からWifiルータを経由してJetsonのデスクトップ画面を動かすことができます。
SSH接続ではターミナルだけだったのがVCN接続ならばGUIも遠隔で動かすことがでできます。
TigerVNCをインストールして実行
まず、WindowsマシンからVNC接続できるように、Jetson側の準備をします。
VNC接続にはTigerVNCを使用します。
現在、WindowsマシンからJetsonにSSH接続ができていてJetsonターミナルを遠隔操作できる状態なので、遠隔インストールして起動しましょう。
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# アップデートします。複数回やる必要がある場合があります。 $ sudo apt update # tigervncをインストールします。 $ sudo apt install tigervnc-standalone-server tigervnc-scraping-server # パスワードを定義します。 $ vncpasswd |
a view-only password を作成するかと聞かれるのでNOで結構です。
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x0vncserver -display :0 -passwordfile ~/.vnc/passwd |
これで、Windowsマシンからの受け入れ準備ができました。
VNC-Viewerをインストールして実行
WindowsマシンにVNC-Viewerをインストールします。
VNC-Viewerを起動してJetsonのIPアドレスを指定してアクセスします。
Keita N
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