OpenFoam8をインストールしてダムブレークをやってみる

 

Windows 10 を最新状態に更新

Windows Subsystem for Linux の有効化

開発者向け設定>「開発者モード」にチェックを入れて有効化

Microsoft Store  >Ubuntu のインストール 18.04LTSを選ぶこと

OpenFOAM 8のインストール

ユーザー設定
 

OpenFoamの動作確認。ヘルプが表示されればOK

$simpleFoam -help

Xming のインストール

wslはguiがないので、xサーバーなるものを介してguiを表示させるらしいです。

https://openfoam.org/download/windows/xming-download

環境変数を設定してXmingにguiが表示されるように設定します。

$echo “export DISPLAY=:0” >> $HOME/.bashrc

$source $HOME/.bashrc

windows立ち上げ時に自動的にXmingが起動するようにします。

C:\Program Files (x86)\Xming )の「XLaunch.exe」を実行

Multiple windwsにチェック

Displaynumber=0にします。

start no clientにチェック

clipboardにチェック

No Access Controlは ノーチェック

save configration ボタンを押してconfig.xlaunchをフォルダ「%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」へ保存します。

gedit、gnuplot をインストール

$sudo apt-get install gedit gedit-plugins

$sudo apt-get install gnuplot gnuplot-x11 gnuplot-doc libgd-tools

動作確認

$gedit &

$gnuplot

gnuplot>plot cos(x)

gnuplot>quit

$paraview &

試しに、サンプルチュートリアルを動かしてみましょう。

チュートリアルから現在のフォルダ「.」にコピーをつくる。末尾のピリオドがカレントディレクトリの意味。

$cp -r $FOAM_TUTORIALS/incompressible/simpleFoam/pitzDaily .

サンプル:ピッツデイリーを動かしてみる。まずフォルダに入る

$cd pitzDaily

メッシュ作成

$blockMesh

計算

$simpleFoam

可視化

$paraFoam

次回Linux起動時は、好きなフォルダを開いてURLにwslと打つとそのフォルダを起点としてLinuxが起動します。

============================

FOAM_TUTORIALS の正確な場所は

/opt/openfoam8/tutorials にあります。

=================cd===========

VOF法を試してみたいので、ダムブレークをやってみました。

/opt/openfoam8/tutorials/multiphase/interFoam/laminar/damBreak

いったんwindowsからアクセスできるフォルダに移動する。

$ cd /mnt/c/Users/omoiy/openfoam/

ここにダムブレークをコピーする

$cp -r $FOAM_TUTORIALS/multiphase/interFoam/laminar/damBreak .

 

フォルダに入る

cd damBreak

ブロックメッシュ

$ blockMesh

コピーする

$ cp 0/alpha.water.orig 0/alph.water

セットフィールド
$ setFields

インターフォーム実行

$ interFoam | tee log

可視化
$ paraFoam  //結果を表示する

アプライして節点アルファウォーターにしてアニメーションループ押して再生ボタン

以上、ひとまず動かすところまで来ました。

 

【以下、参考にさせていただいたサイトです。】

インストールはこちらを参考にさせていただきました。

ダムブレークの説明 はこちらを参考にさせていただきました。

https://sites.google.com/site/freshtamanegi/home/openfoam/tutorial/interfoam_laminar_dambreak

https://qiita.com/cello_piano_violin/items/e93cdeb566d4dd6293be

熱流体・対流解析はこちらを参考にさせていただきました。

https://www.xsim.info/articles/XSim/ja-JP/tutorial-RoomWIthHeater/section1.html

解析モデルの作成はこちらを参考にさせていただきました。