IOT:ラズベリーパイにwindowsからVNC接続

今日はSSH接続に引き続きVNC接続をやってみます。

IT予備知識

VNC

-Virtual Network Computing

仮想ネットワークコンピューティング。

サーバ側(ラズパイ)の画面をにピクセル化してクライアント(windowsマシン)へ送信しクライアント側の画面から遠隔操作することができます。

通信プロトコルはRFBプロトコルという、正にVNCのための非常に軽いプロトコルを使います。(RFB = Remote Frame Buffer)

VNCソフトウェアのインストール

RealVNCのVNC Viewerをダウンロードします。

 

起動したら、SSH接続に成功したラズパイのIPアドレスを入力します。

SSH接続と同様にIDはpi、そしてパスワードを入力します。

これだけで、ラズパイのGUIをリモートコントロールできます。

ラズパイの画面解像度の設定

しかし、ラズパイ画面の解像度が悪いので、設定します。

ラズベリーマークのアプリケーション>設定>Rasberry Piの設定>1920x1080

windows側の画面設定1920×1080に合わせました。とりあえずこの設定でやってみましょう

システムタブ>解像度>

右下のOKを押すと再起動が促されますの再起動します。

すると、一旦VNC接続が切れますが、1分位待つと再起動完了の頃合いで再び自動で接続されます。

画面上にマウスカーソルを持っていくと、なにやらVNCの画面設定がポップダウンします。歯車マークを押すとプロパティ設定が開くのでさ、General>Picture quality:をautomaticからHighに変更しました。

ScalingもAutomatic(Prewserve aspect ratio=ON)にしましたが、人によっては、若干見切れているとか調整の余地がありそうです。

IOT:ラズベリーパイ IPアドレスの固定方法

前回のラズパイSSH接続に引き続き、IPアドレスの固定をやってみます。

まずはwindows端末からTeraTermでラズパイにSSH接続してShellに入りましょう。

ここで、IPアドレスの固定に関する設定ファイル 「/etc/dhcpcd.conf」 を開いてみます。vimエディタで下記のように開きます。

vim /etc/dhcpcd.conf

これの最後に

を付け加えます。iで挿入モードにして :wq 書いて終わって・・・

sudo rebootします。

ラズパイが再起動しますが、その様子を伺うことはできません。1分くらい待ってrebootが完了した頃合を見計らって、TeraTermで変更前のIPアドレスを打ってみますと・・・

繋がりませんよね。なので今回設定したstatic ip_address=192.168.10.111/24 にしたがってIPアドレスを192.168.10.111に変更したところ、

つながりました。shellが立ち上がります。

ここでifconfigをしてみてください。

しっかりと

wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500
inet 192.168.10.111 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.10.255
inet6 fe80::570e:b515:f27c:cf1a prefixlen 64 scopeid 0x20<link>
inet6 240f:7e:ab52:1:ee7e:c132:a6b2:b0d9 prefixlen 64 scopeid 0x0<global>

というように、。192.168.10.108  から 192.168.10.111へIPアドレスが変更されています。

以上です。