Jetson Nano:VNC接続できました

今回参考にさせていただいたサイトはこちらです↓↓↓

https://qiita.com/iwatake2222/items/a3bd8d0527dec431ef0f

では、SSH接続に続いてVNC接続をやっていきましょう。

IPアドレスの確認

まずは、Jetson Nano側の作業です。

事前に Tera Term などでSSH接続して ターミナルで ifconfigしてIPアドレスを確認しておきましょう。 192.168.xxx.xxxという部分です。

TigerVNCをインストール

a view-only password を作成するかと聞かれますが、不要なので NO!です。

サーバーとしての環境を作成

 

# 別途、X環境を作る場合は、vncserver :1 などの番号にするそうで、どうやらJetson Nanoに普通につなげると、今現在ディスプレイに映っている画面ではなくてX環境というものが表示されてしまうようです。

前回、うまくVNC接続したと思ったのはこのX環境につながったものと思われます。Nvidiaと書いてある壁紙の画面になり、開いた記憶のないウィンドウ(開こうとしても出てこなかった?)が開かれてありました。当時は全く意味がわかりませんでした。

では、次にWindows10側の作業です。

事前にVNC Viewer(Windows版)をインストールしておきましょう。

起動させたら、メニューバーのFile >  New connection から、VNC Server: のところにIPアドレス 192.168.xxx.xxx を入力して OKします。

パスワードを聞かれるので入力してOKです。

これでつながるはずです。

初めて開くと若干汚いのですが、後で調整しましょう。

 

一旦サーバー環境を閉じます。

Jetson Nano側のターミナルでcntrol+c をおせば、強制終了できます。

VNC自動立ち上げ設定

次回から自動的にVNCサーバーが立ち上がるようにしましょう。

x0vncserver.serviceというファイルを作って、編集します。

 

x0vncserver.serviceの中身を下記のように書き換えましょう。

viを使うので、”a” を押して追記編集モードに入り、貼り付けたあとは”Esc”を押してコマンドモードに入り  “:wq! ” で保存強制終了できます。

名前とパスの一部は適宜書き換えてください。4箇所あります。

x0vncserver.service の手動試運転

まずはちゃんと動作するか手動で確認

OKなら再起動します

再起動後、サービスが起動しているか確認

正しく動いていたら、以下のコマンドで確認できます。

↓↓↓これが出ればOKです↓↓↓
x0vncserver.service loaded active running Remote desktop service (VNC)

VNC viewerの起動と接続

Windows10マシンのVNCビュワーを起動させて、File > New Connection から 接続先の指定をします。

VNC Server:IP address を入れます 192.168.xxx.xxx

(正確には 192.168.xxx.xxx:0 ですが、どちらでもOKです。)

OKします。

VNCパスワードを入力すると、VNCできます。

でも、画面が小さいですね。調整しましょう。